ゼロ年代の仕事観

またしてもゼロ年代について。

先日お仕事漫画を読みたくて久しぶりに『サプリ』を読んだ。

いやぁ、キツイキツイ。

「ギリギリ」という、縄で締め上げる音が聞こえてくるくらいキツイ読後感。

この感じに覚えがあると思ったが、たぶん『働きマン』と似ている。

 

お仕事漫画は今も数ある。最近読んだところだと『西荻窪ランスルー』『NEW GAME!!』『重版出来』など。

 

それらも確かに深夜残業や、不安定な将来への悩みを吐露するシーンがあるなど、ある種のキツさは描かれているのだけど、『サプリ』や『働きマン』と比べるとやや牧歌的なように感じる。(媒体が違うからと言ってしまうと元も子も無いが。)

 

前回の『NANA』のエントリにもつながるのだけれど、ゼロ年代って「働く女」がまだ「フツー」ではなかった時代の最後なのではないだろうか。

 

広告代理店、出版社と、そもそもキツイ業界で、さらに「女性性」とも折り合いをつけなくてはいけなかった時代。ほらあの昔よく聞いたセリフ、「がんばらないと『女はこれだから』って言われちゃう」みたいな世界観。

 

でもたぶん、今も現実ではいわゆる「厳しい男社会」で闘い抜く女性達もたくさんいるんだろうなぁ。全ての働く女性を応援したい気持ちでいっぱいです。同じ「働く女」として。